3/5話:引っ越しは突然に【お陰で1年に1回以上引っ越ししたわ】私の人生に多大なる影響を与えてくれたかおちゃんの話

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こんにちは、YouTubeと漫画で貴重な休日が終わってしまいました。うららか(@urarakajpcom)です➳ ( ˙-˙=͟͟͞͞)♡

今回も、私の人生に多大なる影響を与えた人の話!
かおちゃんのお陰で1年に1回以上引っ越ししたわ!Part3をご紹介♪

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前回までのあらすじ

東京でかおちゃんと一緒にハウスシェアすることが決まった私。

引越し先にどの荷物を持っていけるのか精査しに来てくれたかおちゃん。
その際に一瞬垣間見えたかおちゃんの変化に戸惑いながらも、新しい生活がはじまることになったがー。

前回(第2話)のお話はこちら→

いよいよ新生活スタート!

引越し前にドキドキすることもあったが、なんとか新生活スタート!
新しく住むことになった家は、一軒家なのでとにかく広い。

(まさか東京にきて、しかも半年足らずで一軒家に住むことになるなんて…)

すでに想像していた未来と全然違う日常に、とまどいながらも嬉しさも同時にこみ上げてきた私。

 

新しい家で一緒に住む人は私含めて5人。もちろん全員女子。
かおちゃん以外は、みんな出会って間もなかったが、本当にみんな良い人ばかりですぐに馴染めた。

おまけに全員かおちゃんの友だちとあって、みんな美人だった。
全員目がキラキラしていて、眩しくて、東京の人はやばいなと思った。

(やっぱり引っ越して良かった~~)

そんなことを思っていた。

一緒に住み始めてわかったこと

友だちでも恋人でもそうだが、一緒に住み始めると色んな「ギャップ」を感じることがある。

例えば、私はご飯を炊いたらすぐ保温ボタンを切るのだが、そうじゃない人もいる。
私は電気代が気になってしょうがないが、腐るのが嫌だから保温し続ける人もいる。
(↑え、なにこの例えって?なんかね、今思い出したの、それだけ)

そんな感じでこれまでの生活習慣で多少違いが生じるのは仕方ないし、私はむしろ面白いと思う。

でもかおちゃんの「ギャップ」は…ぶっちゃけ怖かった。

1)少し怒りっぽい

住み始めて気づいたが、かおちゃんは怒りの沸点が低い人だった。

かおちゃんは綺麗好きで、掃除をちゃんとやるタイプ。
掃除をやっていない人を見つけては、

「あーもうまた私しかやっていない」

と言う。

それだけだと、確かにやってくれているかおちゃんの言い分はわかるのだが、
みんなやっていないわけではない。

たしかにかおちゃんの掃除の頻度には劣るが、みんな全く掃除しないわけではない。
でもかおちゃんからすると自分の基準に満たないのか、よく怒っていた。

最初は綺麗好きですごいなと思っていた私だったが、

「もう、うららかまた掃除してない!」

と眉をひそめて言われるたびに、悪いのは私かもしれないけど、なんとも素直に受け入れられない気持ちになった。
(私もやってるぞー!アピールしてないだけだぞー!)
掃除以外にも、何気ないことでかおちゃんはよく怒っていた。

2)言葉に繊細

かおちゃんは「言葉」にとても繊細な人だった。
例えば私が掃除の件で、

「でも私もやっていますよ!」
なんて言おうもんなら、かおちゃんは更に激怒する。

かおちゃんは、
「でも・だって・だけども」のような否定形の言葉を使うのがとにかく嫌いな人だった。

ただ、そうなってくると何か言われたら例え真実と違っていても自己擁護ができない。
かおちゃんに何か言われた時は、基本的に受け身一本になるのだ。

たまに勇気を出して、
「それ前と言っていること変わっていません?」

などと、でもだって等の言葉を使わずに反撃したら、

「それは私が悪いと言っているの?」

と糸がピーンと張り詰めた空気になる。
(空気でしねる)と何度も思った。

不思議なもので、こういう現象が繰り返されると段々「あ、もうすぐ怒られる」と、変な予知能力まで身についた。
ノストラダムスもビックリの世界一無駄な予知能力である。

3)親しい人に厳しい

上記の性格になぜ私が一緒に住むまで気づかなかったというと、
かおちゃんは親しい人に厳しいタイプの人だったからだ。

これは愛情の裏返しとも言えるかもしれない。
私はそれまで、かおちゃんとしょっちゅう一緒にいるわけではなく、
たまにカフェでお茶する関係性だったので、仲はいいが親友と呼べるほど親しいかと言われたらそうではなかった。

東京に上京して一気に仲良くなったので、住むまでその繊細な性格に気づかなかったのだ。

 

それに気づいた時の私の正直な気持ちを言おう。
かおちゃん、性格軽く詐欺やんけえええええ!!!!

 

そして時は急に動き出した

かおちゃんの性格にはビックリしたが、機嫌がいい時は本当に素敵で、昔のままのかおちゃんだった。
そんな性格にも慣れてきて、かおちゃんが怒っていても、変な話で慣れてきていた自分がいた。

そしてかおちゃん以上に何でも話せる仲のいいシェアメイトもできて、すごく楽しかった。
でも、イベントごとはある日急に起きた…。

 

ハウスシェアをはじめて1年くらい経つか立たないかくらいか経ったある時、家に帰ると何食わぬ顔で本当に唐突にかおちゃんが言った。

「あ、うららかは、引っ越すことになったから!」

 

「…あ、そうなんですか、え?わ、私?…引っ越すの…?ぇえええええ゛!?!?!?」

 

青天の霹靂とはこのことである。

 

次の話へ→


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