はじめに

みなさま今年も1年お疲れ様でした。毎年言ってますが、「1年あっという間ですね!」。
1年振り返ってみると、色んなニュースがありましたね。
藤井四段が前人未到の29連勝を成し遂げたり、桐生選手が日本人初の9秒台叩き出したりと…。
(個人的には、最近巷で賑わっている上野動物園のパンダちゃんの話は、「そこまで盛り上がること!?」と思っていますが。)
そんな中、勿論少女漫画業界も大きく動いた1年でした。
「一体どんなことがあったのか!?」ポイントを交えて振り返ってみます。
1.少女漫画の代名詞作品が終結
少女漫画が生まれては終わり、生まれては終わりを繰り返すのは当たり前のことですが、2017年は特に認知度の高い少女漫画が数々と終わりを迎えました。それがこちら。
同居ラブ「L・DK」24巻完結
「好きっていいなよ。」18巻完結
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12年の長期連載「君に届け」ついに完結!
2.不倫・泥沼マンガの人気が加速
ドラマでも「東京タラレバ娘」や「あなれそ」が流行りましたが、全て原作は少女漫画。特に2017年は「恋のツキ」や「Perfect Crime」などの不倫や浮気、リアルでシビアな展開が続く、甘くない少女漫画が数々とヒットしました。
「あなたのことはそれほど」
3.メディア化作品が増加
先程も話題に出ましたが、2017年も少女漫画が原作で(アニメは勿論のこと)ドラマ・映画・舞台化する作品が数多くありました。
情報源: 映画『ピーチガール』公式サイト
情報源: 映画「ひるなかの流星」公式サイト
ピーチガール
「銀魂」など、少年漫画のメディア化の方が注目される機会が多かったですが、少女漫画が原作でのメディア化も露出が増え、支持される機会も増えた1年でしたね。
まとめ・2018年の流れ

2017年は、これまで少女漫画界を支えてくれた作品がそれぞれ有終の美を飾って終わっていきました。正直な話をすると、長く愛される=長編漫画となってくると、どうしても中だるみを感じて中盤読まなくなったことがあったのも事実ですが、終わって振り返ってみると、『この作品に出会えてよかった!』と思う作品が多いです。
また、一つの大きな流れが終わったということは、2018年は新たに少女漫画の代名詞と呼ばれる作品がでてくることになるのではないでしょうか。日本のみならず世界中で愛れている少女漫画。2018年はどんな作品が共感を得て支持されるのか、次の記事では少女漫画の年間アワード&ネクストブレイク少女漫画の記事を掲載中!