表紙とのギャップ高し…!日常系タイムスリップラブ『片翼のラビリンス』

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「表紙買い」ってありますよね。

今みたいに電子書籍が普及する前に本屋でよくやってました!

これ結構勝負というか、ワンコインかけて見た目で決めるっていうのは中々勇気いりますよね!(まぁ感覚麻痺するとたまに一気に数冊買うなんてザラでしたが)

さて、今回はいい意味で表紙とのギャップがあるくまがい杏子先生の、『片翼のラビリンス』をご紹介☆

片翼のラビリンス 1 (フラワーコミックス)
くまがい 杏子
小学館

 

■ざっくり設定
主人公に一途過ぎるツンデレ君(司)×姉にコンプレックスを持ついい子(都)

■作品のテイスト:
・がっつり恋愛。ライバルはほぼ居ないと思ってよし!
・全10巻(良い巻数だ!)
・途中からタイムスリップの頻度上がりますヾ(‘ω’)ノ
・展開にびっくりすることがあります(作り込まれたストーリー)
・あれ?姉ちゃんのがいい人じゃね?
・司が一途過ぎて泣ける

 

■ざっくりあらすじ

ごくフツーのぽっちゃり系、都。(ぽっちゃりという設定は途中から消えてなくなっております。)

あこがれているクラスメイトの大翔(ひろと)がつきあっているのは、都のお姉ちゃんの蛍。(いわゆる美男美女)

姉のキスシーンみて、フラれてしょんぼりしてる上に悲しくて愚痴ってしまったら、それ姉ちゃんと大翔にきかれて「あ、人生終わったな…。」という所で!!!

謎の手紙とカギを手に入れます。

手紙のメッセージに誘われ、カギを使うと行き着いた先は2年前の世界

もう一度恋をやり直すことになった都の運命は!?

 

というわけで、人生をやり直しながら、未来を変えていくラブストーリーです。

あれです、シミュレーションゲームの選択肢ミスったからロードする感覚です。
(はい、…わからないですよね(-人-)ちーん)

 

見どころ1:侮るなかれ、練り込まれたストーリー

実はこの作品私も最近しりまして、なぜかというと…

 

表紙が幼かったから…!!!

 

すみませんm(_ _;)mぎゃー

 

いや表紙買いをする私としては、なんとなく、小学生が読むマンガかな勘違いしちゃいまして 😯

今思えば、勿体ない時期が長かったわけですが…。

そう、この見た目と裏腹にタイムスリップなので、かなり作り込まれていないと10巻までいけません!!!

 

なのでみなさん私みたいに見た目で騙されないように( ・´ー・`)

個人的には帯見るのはオススメです♪(コミックの下1/3のやーつ!)

 

見どころ2:大翔がちょっと不憫で憎めない

大翔とは、都が元々好きだったクラスメイト。でもその時はお姉ちゃんと付き合ってるんですよね。

私は断然司派ですが、

でも、タイムスリップして大翔は、都によって姉(蛍)との仲は切り裂かれ(まぁ都も悪気があったわけじゃないからなんとも…!)おまけに大好きな蛍から嫌われてしまいます。

しかもその後都は司といい感じになって、幸せムード。

これはやるせない気持ちになるのも致し方ない。

 

だからその後色々やって少し怖がられたりするんですが、

私からしたらそれくらい許してあげて(TOT)とも。

 

主人公たちだけでなく、脇役のみんなに幸せになってほしいと思います!

 

ちなみに司のサイドストーリーは司がいいやつ過ぎて、不憫で泣けます(T_Tつかさぁ…

 

見どころ3:未来と過去の行き来。

途中から、タイムスリップの頻度が少しあがります。

もはや、なんかよくわからんけど、作家と編集者の間では辻褄が合っているだろうから、まぁそういうものかと、私は結局完全に理解しないまま終わった部分もあります(*ノェノ)キャー

 

ただ!!

 

こういう選択したら、こういう風になるのかと、

少しずつ変わっていく未来と、前後することによって、

 

溝が深まったり、両思いが片思いに戻ったり…。

 

 

やり直すからっていいことばっかりではなく、色々あるんだよなと。

記憶喪失なんかで自分だけ好きなこと覚えているのって結構酷ですよね。

 

人間関係を1からつくるものほど、大変なものではないですからな。

 

 

全員が周りのことを考えていくようになって、ほっこりします。


最後に1つ言うなら、姉ちゃんどんだけ良いやつやねーーーーーーん!!!

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